前回紹介した三重県の先進事例から、技術面のみならず違法性のあるものを見逃さない行政としての姿勢が感じられる。能動的管理体制という姿勢だ。当然、ドローン技術による3次元測量により、作業時間・作業人数・データ処理時間・測量精度・安全性の改善が図られ、実務効率が上がったことで、今までは重大案件しか手がつけられなかったものが、より多くの案件をも見逃すことがなくなった。しかしながら、3日間で時期を逸しない対応をとるという強い意志がなければ、先進技術の導入には至らなかったはずだ。
来年度、富士市はより高度な測量、さらに多くの対応ができるドローンを導入する。市民の生命、財産を守るという理念を実務として完遂しようとする姿勢が感じられる。大いに期待したい。
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